本記事では、「プログラミングを勉強して、未経験からエンジニアのバイトやインターンを始めたい!」という大学生のために、具体的なロードマップを紹介します。
これから紹介するロードマップは、未経験からエンジニアバイトを始めて、現在学生フリーランスとして働いている私が実際に実践したロードマップなので、誰でも再現率100%とは言いませんが、高い再現率はあると思います。
バックエンドエンジニアバイトを始めたい大学生
プログラミング初学者の大学生が、バックエンドエンジニアバイトを始めるための具体的なロードマップ
独学かプログラミングスクールか
結論から先に話すと、プログラミングスクールのほうが効率良く必要な知識を学べます。
確かにお金はかかりますが、エンジニアとして働き出せば元は取れます。
私の場合、
独学で挫折 → プログラミングスクール → 1ヶ月足らずで卒業 → エンジニアバイト → フリーランス
です。
しかし、ただ「プログラミングスクールに通いましょう!」というだけでは、どうしてもスクールに通えない(通いたくない)方のためにならないので、私が考える独学でプログラミングを学ぶロードマップも紹介します。
バックエンドエンジニアに必要な知識
ロードマップを紹介する前に、必要な知識を整理しておきます。
以下の知識が最低限必要になります。
- HTML/CSS
- PHP か Ruby か Python
- Command Line
- SQL
さらに、
PHP なら Laravel
Ruby なら Rails
Python なら Django
など、フレームワークと呼ばれる一般的な機能があらかじめ実装されている(便利な)言語や、
Git … ソースコードのバージョン管理システム
GitHub … Gitを使ってソースコードをホスティングするシステム(他にも機能あり)
の知識も最近では必須になってきています。
JavaScriptは必要ないの?
プログラミングに詳しい方だと上記疑問を感じるかもしれません。
結論としては、JavaScriptの知識はあったほうが良いですが、無くても構いません。
バイトを始めてから必要に応じて学んでいけば良いでしょう。
独学の場合
はじめに、独学の場合のロードマップを紹介します。
Progateでプログラミングの基礎を学ぶ
Progateを利用して学ぶと良いでしょう。
Progateとは、ハンズオン形式で学ぶことができるサービスです。
無料で学べるカリキュラムも一部ありますが、しっかり学ぶためには有料会員(月額1,078円)になる必要があります。
Progateでは上記の赤枠で囲ったレッスンを学んでいきます。
順番は、
- HTML&CSS
- Ruby
- Ruby on Rails5
- Command Line
- Git
- SQL
の順に学びましょう。
必要な知識で「PHP か Ruby か Python」と書きましたが、ProgateではRubyだけフレームワークのRailsも合わせて学べるので、Rubyをおすすめします。
PHPやPythonじゃなくて良いの?
上記疑問にお答えすると、Rubyで全く問題はないです。
Rubyでも十分求人はありますし、Rubyを学んだ後、PHPやPythonを学びたくなったら学べば良いだけです。
Rubyを習得していると、PHPやPythonを習得する敷居もぐっと下がります。
ポートフォリオを作成する
Progateで基礎を勉強したらポートフォリオを作ります。
ポートフォリオとは、一言で言うと「自分一人で0から開発した成果物」です。
例えば、自分一人で開発したカフェ好きな人がおすすめのカフェの情報を交換できるSNS、などです。
ポートフォリオは必ず必要なの?
上記質問にお答えすると、ポートフォリオは必ず必要です。
「独学でプログラミングを学びました!」と言われても、その人の力量がわからないですよね。
だから、ポートフォリオを見て選考するわけです。
基礎をしっかり学んでいたら、ポートフォリオを作れないということはないと思いますが、いきなりハイレベルな作品を作ろうとすると挫折してしまうかもしれないので、自分の力量に合ったポートフォリオを作りましょう。
ポートフォリオが完成したら、履歴書などにポートフォリオのURLを貼り付けて企業に応募しましょう!
プログラミングスクールに通う場合
冒頭にも書きましたが、こちらが実際に私が実践したロードマップです。
テックアカデミーに通う
テックアカデミーとは、オンライン完結型のプログラミングスクールです。
テックアカデミーが優れているところは、
- プログラミングスクールの中では、安価
- オンラインで全て完結するので、スキマ時間で学べる
- カリキュラムの中でポートフォリオを作成できる
- 15時〜23時はチャットでいくらでも質問が可能
- メンタリングという制度があり、エンジニアの方に週2でビデオ通話で相談できる
大まかにまとめると上記のとおりです。
特に、テックアカデミーの価格の安さは業界トップクラスなので「できるだけ費用を抑えたい!」という方におすすめですね。
通うべきコース
テックアカデミーで通うべきコースは、以下の2つのどちらかです。
- Webアプリケーションコース … RubyとフレームワークのRailsを学ぶコース
- PHP/Laravelコース … PHPとフレームワークのLaravelを学ぶコース
ちなみに、私が通ったのはPHP/Laravelコースです。
どちらのコースでも、バックエンドエンジニアに必要な知識を学ぶことができます。
- HTML/CSS
- PHP か Ruby
- Laravel か Rails
- ターミナル(Command Line)
- MySQL(SQL)
- Git/GitHub
上記以外にも学べることは多くあります。
基礎を学んだ後に、カリキュラムの最後でポートフォリオを作って卒業です。
あとは、独学のところでも書きましたが、作ったポートフォリオのURLを履歴書に貼り付けて企業に応募しましょう!
バックエンドエンジニアバイトを始めるロードマップ まとめ
大学生がプログラミングを学んで、未経験からバックエンドエンジニアバイトを始めるためのロードマップを、独学とプログラミングスクールに分けて紹介しました。
まとめると、