大学生になると急にルーズリーフを使う人が増えます。
高校まではノートだったけど、大学ではみんなルーズリーフらしいからルーズリーフ!
上記のような考えで安易にルーズリーフを使うと後悔するかもしれません。
現在私は大学生ですが、ノートを使っています。
過去にルーズリーフを使っていたこともありますが、様々な理由(後述)から不便を感じてノートに戻しました。
本記事では、ノートとルーズリーフを比較しながら、ノートをおすすめする理由を解説します。
ノートとルーズリーフをどちらを使うか迷っている大学生(特に新入生)
大学生にノートをおすすめする理由
ノートとルーズリーフを比較
① 持ち運びやすさ
初めに、「持ち運びやすさ」で比較します。
大学に持っていく荷物は少なく、かさばらないようにしたいところです。
ノート:○
ノートはかさばらないですが、かと言って非常にコンパクトになるわけでもないので、○です。
一日の大学の授業で、全てノートが必要なほど板書を写す授業であることは少ないので、ノートでもかさばることはほとんどないです。
コクヨ ノート キャンパスノート 限定 スマートキャンパス 5色パック B罫 ノ-GG3CBT-L1X5
ルーズリーフ:バインダーのせいで×
ルーズリーフは一枚一枚バラして持ち運びでき、軽量でコンパクトに収まるので本来なら◎です。
しかし、落とし穴があります。
それは、ルーズリーフをまとめるためのバインダーの存在です。
一般的なルーズリーフはB5サイズなので、バインダーはB5の一回り大きい作りになっています。
さらに、バインダーはルーズリーフの穴を通す部分も出っ張っていて、30枚入りノートよりはるか分厚いです。
つまり、ルーズリーフはバインダーを持ち運ぶ必要があるので、実際に使うときには持ち運びやすさは×になることがほとんどです。
② 管理しやすさ
次に、「管理しやすさ」で比較します。
大切な授業内容を保管するので、紛失をしないようにする必要があります。
ノート:◎
管理しやすさがノートの最大のメリットです。
各授業ごとにノートを作り、板書を取っていくだけです。
いたってシンプルです。
この「何も考えず管理できる」のが私は気に入っています。
ルーズリーフ:×
一方で、管理に非常に手間がかかるのがルーズリーフの最大のデメリットです。
例えば、大学の各授業ごとにバインダーを用意してルーズリーフをまとめていたら、実質ノートと役割は同じようなものです。
ここでも、先ほど述べた「何のためにルーズリーフにしたんだ…?」現象が起きます。
この「何かと考えて管理する必要がある」のがストレスです。
③ 金銭面
「金銭面」も気にしたいですよね。
必要品だからこそ、なるべくコストは抑えたいところです。
ノート:○
ノートは一冊100円ほどで、高くもなく安くもない値段なので○です。
もっと安いノートもあります。
コクヨ キャンパスノート ドット入り罫線 色それぞれ5冊パック B5 A罫 30枚 ノ-3CATNX5
10冊買っても、1,000円…。
金銭的な問題でノートを避けることは恐らくないでしょう。
ルーズリーフ:○ または、△
ルーズリーフも金銭面では○です。
ルーズリーフは同じ枚数あたりの金額は、わずかにノートより安いです。
コクヨ キャンパス ルーズリーフ さらさら書ける ドット入罫線 B5 B罫 100枚 2冊 ノ-836BTX2AM
また、ルーズリーフはノートと違い無駄になるページが発生しないのも良い点です。
しかし、バインダーが必須であることを考えると、ノートを使うより高くなることが多いでしょう。
④ 追記や差し替えのしやすさ
イレギュラーが起きたときに「追記や差し替え」が出来ると便利です。
ノート:×
残念ながらノートは一つのパッケージになっているという特性上、差し替えなど出来るはずもなく、追記は余白が余っていれば出来るという感じです。
これがノートの最大のデメリットではあります。
大学の授業を休んで友達にノート見せてもらったとき、差し替えできたほうが便利なのでは?
上記疑問にお答えすると、確かに「見た目上は」差し替えできたほうが良いですね。
でも、授業の板書をしっかり順番通りにまとめなくても、「後ろの新しいページに書けばいいじゃん!」と思いますね。
多少勉強効率は落ちるでしょうが、気にするほどではないです。
ルーズリーフ:◎
当たり前ですが、ルーズリーフはバラバラになっているのでいくらでも追記や差し替えができます。
また、先生から配られたレジュメ(プリント)をパンチアウトすれば、一つのバインダーで板書とレジュメを管理できますね。
以下の道具を使えば簡単にパンチアウトが出来ます。
カール 多穴パンチ ゲージパンチ ブラック GP-2630-K
⑤ 勉強しやすさ
最後に、「勉強しやすさ」も考えます。
大学の授業の板書を写すだけでなく、写した板書を見て勉強しないといけないからです。
ノート:○
ノートは授業の内容が一つにまとまっていて、かさばることもないので、まぁ普通に勉強はしやすいです。
多少乱暴な扱いになりますが、折り曲げて二つ折りにできるので机の上で場所を取ることもないです。
ルーズリーフ:基本的には△
ルーズリーフは場所取らないし◎なんじゃないの?
上記疑問を感じる人もいるかと思いますが、確かに「ルーズリーフだけ」なら省スペースで済みます。
しかし、ここでも忘れてはいけない存在が、そう「バインダー」です。
バインダーのまま勉強しようとすると、バインダーが場所を取って勉強にしにくいです。
一方で、バインダーからルーズリーフを出して勉強しようとすると、ルーズリーフの出し入れが面倒くさいです。
また、例えば大学の図書館で勉強するたるためにバインダーにルーズリーフを入れて持ち運びする際、勉強の予定をしっかり決めていないと「あのルーズリーフが無い…」ということもあります。
まとめ
大学生が大学の授業で板書を取るとき、ノートとルーズリーフどっちがおすすめなのか、私の経験を交えて解説しました。
まとめると、
比較してみると、圧倒的にノートのほうが優れているんですよね。
とは言え、ルーズリーフを全否定するつもりはないので、管理が上手い人はルーズリーフを使いこなせると思います。
ただ、ノートを使っておいたほうが無難です。
本記事が大学生(特に新入生)の方の参考になれば幸いです。