こんな悩みを解決します。
この記事を書く私は、17日間の勉強で統計検定2級に合格しました。でも、一度落ちました。
最近盛り上げっている、機械学習やデータ分析などの基礎知識となる統計学。
体系的に学んだり履歴書に書くために、資格取得を目指される方も多いのではないでしょうか。
今回は、統計検定2級に合格した、勉強時間や勉強法について解説していきます。
ぜひ、最後までご覧ください。
この記事は、短期で合格を目指すための記事です。万全の準備をして、満点近く取りたい方にはおすすめしません。
統計検定2級とは
はじめに、統計検定2級について簡単に解説します。
統計検定とは、一般財団法人統計質保証推進協会・一般財団法人日本統計学会が主催する試験です。
試験は10種類あります。
ざっくりいうと、統計検定2級は中堅レベルみたいな位置づけです。
とは言え、大学の基礎課程レベルはあるので、本当に初学の方は3級から始めたほうが良いかもしれません。
私は3級は飛ばしました。多少統計を学んだことがあったので。
また、統計検定2級の難易度は、しっかり基本から勉強をすれば十分合格できるレベルのようです。
ちなみに、統計検定準1級は大学の専門課程レベルなので、ぐっと難易度が上がりますね。
合格最低点は60/100(6割)です。
その他詳しいことは、統計検定2級公式サイトをご覧ください。
統計検定2級に合格した勉強時間
記事タイトルにも書きましたが、私は17日で統計検定2級に合格しました。
受験に至る日程は次のとおりです。
日程 | 行動内容 |
---|---|
1日目 | 勉強開始 |
2日目 | 試験申し込み |
10日目 | 試験に不合格 |
17日目 | 再試験に合格 |
この17日間の勉強時間は40時間くらいです。
だいたい平日は2時間、休日は5時間くらい勉強しました。
私のスペックは
このように、いわゆる数弱で、統計は少し勉強したことがあるくらいでした。
ですが、CBT形式で何度も受験できるので、短期で合格を目指してみました。
数弱で勉強時間を多く取れなくても、統計検定2級は合格できるので頑張って欲しいです。
結果は、ギリギリ合格でしたが。短期なので集中力を持って勉強できましたよ!
CBTとは、全国各地にある試験会場でパソコン画面を見ながら受験する試験です。
統計検定2級に合格した勉強法
続いて、17日で統計検定2級に合格するためにやった勉強法を、具体的に紹介します。
やり方はいたってシンプルです。
- とけたろう(統計学ブロガー&YouTuber)で基本を学ぶ
- 過去問(2011〜2015年)を周回する
これだけです。
公式本として、統計検定2級対応 統計学基礎もありますが、本で学ぶのは好きではないので使いませんでした。
とけたろう(統計学ブロガー&YouTuber)で基本を学ぶ
とけたろうさんとは、京大卒で統計学についてブログとYouTubeで発信されている方です。
非常に効率よく統計検定2級の内容が学べるコンテンツになっています。
初めに、チートシートという出題範囲をコンパクトにまとめた物をざっと見て、大まかな全体像をつかみました。
サッと見て要点を押さえたい方はブログ版、じっくり理解したい方はYouTube版をご覧ください。
知らない知識ばかりでしたが、逆にこれだけを覚えれば合格できそうだなと思いました。
そして、とけたろうさんのYouTubeの再生リストを最初から見て、学習を進めていきました。
再生リストは、全20本の動画構成で、統計検定2級に合格するための内容がすべて詰まっています。
ブログにも各動画に対応した内容の記事があるので、テキストベースで理解を深めつつ、演習問題にも取り組みました。
演習問題はかゆいところに手が届く、質の高い良問なのでしっかり取り組みましょう。
ですが、最終的には演習問題を完璧にできなくても合格はできました。
動画を見て問題まで解ければ、合格できる学力は十分につきます!
過去問(2011〜2015年)を周回する
かつて、統計検定2級には
の2種類がありました。
ですが、現在はCBT形式のみになっています。
実は、CBTの問題は、2011〜2015年の過去問と似たような問題が出題されやすいです。
守秘義務があるので、問題の詳細までは教えることはできません。傾向があることだけお伝えします。
初めは、直近の過去問(2018年〜)で対策しようとしてました。
しかし、上記のことを知り、2011〜2015年の過去問だけに絞って対策しました。
2冊で3,000円ちょっとです。
過去問対策がポイントなので、必ず購入してください。
私の場合、1周だけサラッと解いて受験したところ、次のように不合格になりました。
おそらく1問か2問ミスでダメでした。
再受験を見据え、もう1周過去問に取り組みながら、理解を深めることを心がけて勉強しました。
そして、1週間後、再チャレンジして合格できました。
試験本番では、20分くらい余って一旦解き終わり、分からずに飛ばしたところに戻って解く感じでした。
合格はできたものの、まだまだ理解が足りないところだらけです。精進します。
統計検定2級合格とデータ分析スキルは別物
最後に身も蓋もない話をさせてください。
統計検定2級に合格しても、データ分析ができるようにはなりません。
理由はただ1つ。
に尽きます。
統計学の知識は必要ですが、それだけじゃ無理ですよね。私もデータ分析できるようになったとは思いません。
統計の知識があるのとコードが書けるのは別問題です。
知識があった上で、道具を使いこなす必要がありますよね。
つまり、実際に手を動かしながらデータ分析の訓練をする必要があります。
例えば、プログラミングスクール。
受講者数No.1のテックアカデミーなら、業界のプロからデータ分析を学べます。
私は他のコースを受講した経験がありますが、講師は初心者目線に立って指導してくれる方ばかりでした。
テックアカデミー公式サイトにてコースの説明動画が見れるので、とりあえず見ておいて損はしませんよ。
質の高い学習ができたので、テックアカデミーは自信を持っておすすめできます!
まとめ:統計検定2級は知識の証明にはなります
今回は、統計検定2級に合格した、勉強時間や勉強法について解説しました。
統計検定2級に合格するだけでは、データ分析をできるようにはなりません。
ですが、大学の基本的な統計学を網羅的に学ぶのには最適な資格です。
試験に合格するための勉強や、合格した後の達成感を通して、統計学を学ぶモチベーションも上がります。
ぜひ、この記事で紹介した勉強法を参考にして、合格を掴み取ってください!
Pythonでのデータ分析までやってみたい方は、テックアカデミーのデータサイエンスコースを積極的に受講してみてください。
以上、『統計検定2級に数弱が17日で合格した勉強法【でも一回は落ちた】』でした。