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いのうえ
こんにちは、学生フリーランスエンジニアのいのうえ(@inouelog)です!
tinkerとは、LaravelのREPL(Read-Eval-Print Loop)です。和訳すると「読み込み、処理、表示を繰り返す」という意味です。
tinkerを使うと、コンピュータと対話しているかのように簡単にプログラムの実行ができます。
デバッグやデータの確認が簡単にできて便利です。
この記事では、そんな便利なtinkerの使い方を解説します。
tinkerの使い方
tinkerを起動する
コマンドラインで次のようにコマンドを打つとtinkerが起動します。
$ php artisan tinker
Psy Shell v0.10.6 (PHP 7.3.24-3+ubuntu18.04.1+deb.sury.org+1 — cli) by Justin Hileman
>>>
※コマンドの下に表示される文章は環境によって異なります。
tinkerを使ってみる
usersテーブルに記録されているレコードを取得してみます。改行は[Enter]キーを押してください。
>>> use App\User
>>> $user = User::find(1)
=> App\User {#4215
id: 1,
name: "テストユーザー",
email: "hoge@hoge.jp",
email_verified_at: null,
created_at: "2021-05-19 17:52:53",
updated_at: "2021-05-19 17:52:53",
}
Userクラスを指定してuse宣言をして、find()メソッドを使って「id: 1」のレコードが取得できています。
次のようにしてプロパティだけを表示することも出来ます。
>>> $user->name
=> "テストユーザー"
このようにちょっとした確認などをしたいときに、tinkerは非常に便利です。
tinkerを終了する
exit とコマンドを打つと、tinkerは終了します。
>>> exit
Exit: Goodbye
$
まとめ
tinkerを使えば開発効率が確実に上がるので、ぜひ使ってみてください!
以上、『【Laravel】対話モード「tinker」の使い方を解説』でした。