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bash: /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew: No such file or directory を消す方法

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bash: /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew: No such file or directory 

警告発生時

ターミナルを開いた直後。

開発環境

  • Cloud9
  • Ubuntu

原因

/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brewが存在しておらず、また、ユーザーに実行権限が付与されていない。

警告文を読めば分かりますが、/home/linuxbrew/.linuxbrew/binというディレクトリにbrewというファイルが存在していません。

※実行権限について後述

解決法

まず、/home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brewを作成していきます。

「pwd」コマンドでカレントディレクトリを確認します。

ubuntu:~/environment $ pwd
/home/ubuntu/environment

「cd」コマンドで上のディレクトリに上がり、再度「pwd」コマンドを打ちます。

ubuntu:~/environment $ cd
ubuntu:~ $ pwd
/home/ubuntu

「cd ..」コマンドで一つ上のディレクトリに上がり、「ls」コマンドでファイルやディレクトリを確認します。

ubuntu:~ $ cd ..
ubuntu:/home $ ls
linuxbrew  ubuntu

linuxbrewディレクトリがあるのが確認できたので、移動します。
※もし、無かったら作成してください(mkdir linuxbrew)

ubuntu:/home $ cd linuxbrew
ubuntu:/home/linuxbrew $

あとは、「touch」コマンドで.linuxbrew/bin/brewを作成します。

ubuntu:/home/linuxbrew $ touch .linuxbrew/bin/brew
ubuntu:/home/linuxbrew $

何も表示されない=成功しているので、新しくターミナルを開くと、

bash: /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew: permission denied


と表示され、解決できていません。

これは、ディレクトリとファイルが作成されただけで、ユーザーに実行権限が付与されていないからです。

したがって、実行権限を付与します。

ubuntu:/home/linuxbrew $ chmod u+x .linuxbrew/bin/brew

このコマンドは、「ユーザーに.linuxbrew/bin/brewの実行権限を付与する」という意味です。

詳しくは以下の記事で詳しく解説されています。

以上で無事、警告文が消えました!

以上、『bash: /home/linuxbrew/.linuxbrew/bin/brew: No such file or directory を消す方法』でした。